このレシピは、2020年パンデミックの際、パンがスーパーからなくなってしまった時にみつけたあるカナダ人の方のレシピを私好みに変更したレシピです。
スタンドミキサーを使用するのが北米スタイルなのですが、誰にでも作っていただけるように簡単な手捏ねスタイルでお届けします。
材料 (9×5” ローフパン)
- 無塩バター(角切り) 60g
- 牛乳 150ml
- 水 150ml
- お好きなシロップ 大さじ2 (私はオリゴ糖を使用しました)
- 中力粉 425g
- 塩 小さじ1.5
- インスタントイースト 小さじ1.5
プロセス
1, 無塩バター、牛乳、水を耐熱カップにいれ、人肌になるまで電子レンジで温めます。
2, 大きなボールに、小麦粉に塩を入れて指で軽く混ぜます。その後、イーストを追加してまた全体を軽く混ぜます。
3, 人肌に温めた液体を全て小麦粉にの入っている大きなボールに流し入れます。その後、ヘラやフォークで全体がまとまるまで軽く混ぜます。
4, この状態で大きなお皿等を蓋にして約20分ほど、生地を休ませます。
5, 休ませた生地を軽く打ち粉をした作業台に写し、およそ10-15分ほど手で捏ねていきます。打ち粉は最小限にするのがコツです。
6, 捏ね方はいろいろありますが私はいつも、手の甲で床45度に向かって押す→畳む→パン生地を反時計回りに90度回す、の繰り返しでこねています。叩きつける様な事は特にしてません。
7, 生地に艶が出るまで捏ねたら(およそ15分程)、バターを塗ったボールに蓋をして生地が2倍に膨らむまで一次発酵します。(50〜90分)
8,一次発酵が終わったらパンチをして、横はロープパンと同じ長さ、縦は3倍の長さになる様に長方形に伸ばします。(打ち粉は必要ありません。)
9, そのままクルクルと底辺から巻いていき、指で繋ぎ目をしっかりと留めます。その後、バターを塗ったロールパンにいれます。
10, 濡れ布巾か、同じサイズの型を蓋にした状態で、30〜45分ほど二次発酵させます。
11, 二次発酵が終わったら、180℃に予熱しておいたオーブンで20〜30分程焼きます。オーブンにローフパンを入れる時に、オーブン内に水で霧吹きをして湿度を上げます。
完成です。
まとめ
手で捏ねるパンは難しそうと抵抗があるかもしれませんが、15分ほど根拠よく捏ね続けるだけでも、とてもやわらパンに仕上がります。また、捏ね始めは生地がベトついて、手について捏ねにくいかもしれません。その時は、手を一度綺麗に洗ってからまた捏ね続けると、段々、扱いやすい生地になっていくと思います。